口内環境を変えるバクテリアセラピー

口内環境を変える
バクテリアセラピー
BACTERIA THERAPY

こんなお悩みありませんか?

  • 口臭が気になる方
  • 現在妊娠中の方
  • 子供のむし歯の予防をしたい方
  • 便秘や下痢でお悩みの方
  • アレルギー症状でお悩みの方
  • 胃炎の症状でお悩みの方

口内の悪玉菌が引き起こす「歯原性菌血症」をご存じですか?

歯原性菌血症って何?

お口の中には、300~700種類の細菌が住んでいます。 数にすると、歯磨きが良くできている方で1000億匹 歯磨きをあまりしない方で1兆匹と言われています。 この中には、良い菌も悪い菌も混在しています。
お口の中の悪玉菌が全身に広るとり様々な病気を引き起こし、それが「歯原性菌血症」と いわれています。 特に悪いといわれている悪玉菌が次の3つのバイ菌です。

1、P.g菌(Porphyromonas.gingivalis ) ポルフィロモナス・ジンジバリス
2、T.d菌(Treponema denticola)トレポネーマ・デンティコーラ
3、T.f菌(Tannerella forsythia)タンネレラ・フォーサイシア

悪い菌が多い状態に偏った方は、歯茎の腫れ・出血など炎症で血管が破れやすくなっています。慢性炎症を抱えた状態で、血管が破れ出血すればそこから悪い菌が常に血管内に、そして2分程で全身へと運ばれて行くのです。これが菌血症です。
菌血症は、若いうちは免疫機能により悪い菌を退治できるので、それほどの問題ではないのですが、心疾患や糖尿病などの持病をお持ちの方、免疫の低下したお年寄りでは菌血症から 敗血症を引き起こす可能性が高くなります。
どんな善玉菌を使うの?
「L. ロイテリ菌(ラクトバチルス・ロイテリ菌)」
バクテリアセラピーに用いるプロバイオティクスは、L.ロイテリ菌が主流です。L.ロイテリ菌はヒト由来の天然乳酸菌で、口内や体内へ優れた定着性があります。その中でも胃酸や消化酵素への耐性があるため、胃に定着できるという特性を持っています。また消化管内や口腔内において、善玉菌と悪玉菌のバランスに大きく影響を与えることが研究により確認されています。

新しいむし歯予防の考え方「バクテリアセラピー」

バクテリアセラピーとは
私たちの口や腸内には、乳酸菌をはじめとする多数の常在菌が住み着いています。近年、これらの常在菌がさまざまな感染症から体を守り、疾病の予防や治療にも大きく関わっていることが分かってきました。
そこで、この常在菌のバランスを整えることにより、さまざまな病気の治療や予防をめざすのが「バクテリアセラピー」と呼ばれる治療法です。
これまでのむし歯治療は病気になってから細菌を退治する、という考えを元に抗生物質を処方する治療法が主流でした。
それに対して体を守る微生物を上手に利用して健康を維持しようとするという予防的な考えから生まれた治療法が「バクテリアセラピー」であり、今非常に注目を集めています。

主な治療法はに善玉菌であるプロバイオティクスを摂取して、口腔内の微生物のバランスを整えます。
むし歯になりやすい方や、歯周病が心配な方、口臭や乾燥が気になる方、先進的な予防歯科を取り入れたい方にもおすすめです。
関係しているといわれている内科的疾患
①心内膜炎
②脳梗塞
③2型糖尿病
④アルツハイマー型認知症
➄高血圧症
⑥骨粗しょう症
⑦低体重児出産
⑧早産
⑨誤嚥性肺炎・細菌性肺炎
⑩食道がん

このような悪玉菌は、ほとんどの人のお口の中に住んでいますが、数が少なければ悪さはしません。数が増えると急激に悪さをします。とても長生きで、お口の中がきれいな方は、これらの悪玉菌が非常に少ないようです。中にはゼロの人もいます。 気になる方には「悪玉菌PCR検査」をお勧めします。
1年に一度、悪玉菌PCR検査を受けることで、悪玉菌が増えていないかを確認し、歯原性菌血症の予防をされることをお勧めいたします。当院で検査が可能です。

細菌の力で免疫を高めてみませんか?

時間をかけて行う身体にやさしい治療方法
治療には長期間の継続が必要ではありますが、副作用は無い状態で継続することができます。また病気の治療だけでなく、免疫力が高くなることで、病気の予防効果もとても期待ができます。当院では主に「BioGaiaのL,ロイテリ菌」と「B&S corporationのアルベックス」を扱っております。幅広いお悩みに対応できる治療方法なので、ご興味がある方はお気軽にお問い合わせください。

バクテリアセラピーについて
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